競馬道

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【一口馬主道】セイタード怒涛の転厩劇!

先週末に更新されたセイタードの近況がもの凄い長文であることにまず驚かされた。こういうものは長ければ長いほど碌なことがない。長文すぎて読みにくくて仕方がないので、自分の解釈も交えて簡潔にまとめてみる。

発走調教再審査には無事合格💮とのこと。とりあえずは良かったけれど、今回の良いニュースは残念ながらこれだけ。

伊藤圭三師の談話を要約すると、「審査は合格しても、本番で同様のトラブルが起きないかどうかはまったく不明。頭の良い馬なのでレースの雰囲気を察知すると同じ事(ゲートや装鞍所で暴れる)をやらかす可能性あり。」という感じ。ふむふむ、慎重なご意見が心強くもありますが、それでは一体どうするのか。

師は続けて「去勢は未勝利戦の時期が限られていることを考えると難しい」と述べ、さらに「アプローチを変えてみる」ことを提案する。「例えば福島などへの前日輸送」…そんなその場凌ぎの対策で本当に大丈夫なのか、底知れぬ不安が…。そして「周りの環境を一新するというのもいいのかもしれません」からの「来週には美浦・伊坂重信厩舎へ転厩」と怒涛の展開。クラブとの話し合いを繰り返しての結論とのことだが、圭三先生、決断早いっす❗️まだキャリア2戦の、奥手血統で完成には程遠い若駒ですぜ⁉️😱

名伯楽が早々に匙を投げるほどにセイタードの扱いは難しいのだろう。自分としてはこの事実を受け入れて最悪の事態も覚悟しなければならないと思っているし、今回のクラブや調教師の決断にケチをつける気はない。ただ前向きな決断という形を取ってはいるものの、これでは「環境一新」を口実にさっさと追い出されたようにしか見えない。それを許したクラブ側の対応も含め、正直言ってがっかりではある。しかしここまでセイタードの面倒を見て頂いた圭三先生にはやはり感謝しているし、これも縁だと思って、転厩先の伊坂重信厩舎ではより大切に扱っていただけることを祈るしかない。つい先日旅立った父タイムパラドックスに、いつか良い知らせを届けられる日が来ることを信じて。

 

注)一つの厩舎で順調に面倒を見ていただく事を理想と考えればこの度の突然の転厩決定は大変残念ではありますが、転厩を契機に活躍する競争馬も多数いることは理解しているつもりです。また転厩先の伊坂重信調教師に対しての不安や不満があるわけでは決してありません。伊坂先生、今後のセイタードをよろしくお願いいたします。🙇‍♂️