5月14日（土）の東京3レース3歳未勝利戦（D1300m）にセイタードが出走。
テンションを高めずに調整するという難儀な課題に取り組んで下さっている伊坂先生は、中1週のここを勝負所と判断。馬体重はマイナス6kgと絞れ、調教内容も絶妙に負荷をかけて調整は万全に近いと見えた。当日のパドック、返し馬の気配も申し分なし。鞍上は前走に続いて頼もしい若手・菅原明良Jを確保。全体に決してレベルの高くないメンバーではあるが、直前オッズで僅差ながら初の1番人気に支持され、これで結果を期待せずにいられようかと。全て単勝に突っ込もうかと悩んだ末に単勝1万円、複勝4万円を購入してレース観戦。まさか馬券圏内は外さないと思ったが…
ゲートは素早く出たものの、スタート直後に躓き、かつ他馬に接触してジタバタしている間に再後方まで下がって全ては終了。上がりは最速の脚を使って5着を確保しなんとか次走権利を取れたのは幸いであったが、なんとも後味の悪い結果となった。
確かに先入れの奇数番だけは気になっていたが、枠入りに時間がかかった馬がいて少し長く待たされてしまったのは不運。誰が悪いわけでもないのに、何故かセイタードには次々と試練が降りかかる。今のところ故障や病気とは無縁で来られているのはありがたい限りだし、能力はもう足りているようなので、このまま未勝利クラスに留まり続けることの方が難しいのではないかと思われるほど。目先の1勝だけでなく、末永く楽しませて欲しいと活躍を願っている。はたして今後はどんな展開が待つのか、波瀾万丈のセイタード劇場にとことん付き合うしかない！
※同日の中京と日曜のヴィクトリアMで馬券収支はしっかりプラスに戻しました😁
