競馬道

馬券や一口馬主ライフにまつわる独り言

【一口馬主道】アーテルナイトは諦めない!

f:id:keibamania1128:20230912093739j:image(上記写真は2023.6.11 函館競馬場へ応援に行った時のアーテルナイト号)

残念ながら小倉での復帰戦を飾ることができず、今後の進退が心配されたアーテルナイト号。道中無理なく追走しながらも、勝負どころで早々に走る気をなくしてしまった同馬にレースを使った疲れなしと判断した杉山晴紀調教師は、次戦として阪神芝1400mの1勝クラス戦に連闘で臨む決断を下しました。最近のレースぶりから現時点ではマイル前後の距離が最適との見解ですが、未勝利戦で惨敗続きの身でありながら格上条件に挑むのはなかなかのチャレンジだったと思います。レースではゲート入り時に他馬の放馬による発走遅延というアクシデントもありながらも、5枠9番という真ん中の枠からまずまずのスタートを切り、中団から外目を追走してスムーズに運びました。4角から最後の直線でも外目の位置どりを強いられ、結局は開幕週の内沿いを進んだ内枠の先行馬達を捉えることが出来ずに0.9秒差の7着という結果でした。次走の権利が取れなかったのは残念ですが、最後まで諦めずに走り切ったのは収穫ですし、連闘・格上・距離短縮で臨んだ杉山師の強気の決断は正しかったと思います。もともとデビューから2戦は馬券内を確保しており、勝ち上がった馬達のその後の成績を見てもそれなりの能力を持つことは明らかな馬です。このまま中央の1勝クラスで使い続けるのか、一旦地方競馬で経験を積ませてからの出戻りに賭けるのか、いずれにしても今後の活躍が楽しみです。まずは連闘の疲れがどの程度なのかが気になるところで、とにかく怪我なく無事でいてくれる事を祈ります。