競馬道

馬券や一口馬主ライフにまつわる独り言

【一口馬主道】その後のアーテルナイト

f:id:keibamania1128:20230824142823j:image病気や入厩渋滞のため、デビューまで散々気を揉んだ黒騎士・アーテルナイト。待ちに待った2月中京競馬場のデビュー戦は、吉田隼人騎手を背に3着とまずまずの結果を出してくれました。脚元不安もあり、一息入れてから京都競馬場改修後、記念すべき初の芝コース使用となったレースに出走。ここでも現役No.1ジョッキー川田将雅騎手の手綱で小差の2着。残念ではあったものの、この当時は勝ち上がり間近と期待しましたが、その後が大変でした。

滞在競馬のメリットを見込んで臨んだ函館では、好スタートから道中抑え気味に運んだ結果、直前で前が詰まるというチグハグな競馬で12着。以前から見込まれていたダート適性を頼りに連闘で臨んだ次のレースは先行からバテての13着。そのまた次のレースでは後ろから運んで良いところなしの10着と、あっという間の3アウトで散々な函館遠征となってしまいました。勝てる可能性を信じて口取りを申し込み、遥々札幌から応援に駆けつけましたが、結果は虚しいもの。また、1戦毎に気の悪さが出てくるように見えたのも気になりました。

現在は2ヶ月の出走停止が明けて、9月3日の小倉で行われる最終の未勝利戦に向けて調整が進められているところです。調教内容は悪くないようですが、果たして出走自体が叶うかどうかは怪しそうです。もともと立派な馬体を誇っていたアーテルナイトですが、冒頭に載せた最近の写真で見るように、トモは以前にも増して張りがあり、さらなる馬体の成長が感じられるように映りますので、なんとかこのラストチャンスで出走できないものかと祈るばかりです。もう少しスムーズに運べていれば、とっくに勝ち上がっていてもおかしくなかったのではないかと悔やまれますが、こうなってしまった以上、与えられた境遇で頑張ってもらうしかありません。