競馬道

馬券や一口馬主ライフにまつわる独り言

【一口馬主道】今年も未勝利突破はならず!

昨年度は1頭のみの出資でしたが、今年度の世代は6頭と一気に数を増やして勝ち上がりへの期待に胸を膨らませ応援を続けてきました。ラストチャンスとなる未勝利戦。9/2札幌ではヴェルミセルが、9/3小倉ではアーテルナイトが臨みましたが、今年も勝ち上がりの夢は叶う事なく散ってしまいました。

5戦連続で武豊騎手に手綱を任せたヴェルミセルは、中団後方からゆったりと運び、向正面手前3角あたりからジョッキーが懸命に仕掛けるも脚を伸ばすことができず、直線で位置を下げて9着。前走とは全く異なる内容で、ここまでの連戦の疲れが響いたようです。武豊騎手の談話では、長距離の条件ならば1勝クラスでも面白いかも、との事なので、まだ望みを捨てる必要はないのかもしれません。

まさかの3アウトから2ヶ月のブランクを経て、鞍上には調教でクセを知る高倉騎手を迎えて挑んだアーテルナイトは好スタートから番手でレースを進めましたが、4角では手応えが怪しくなり、直線で失速してやはり9着でのゴールとなりました。走る能力にかけては非凡なものがあり、厩舎の期待も小さくはなかったはずですが、気性的な問題からレースぶりが安定せず、今後にも不安が拭えません。

これでひとまず未勝利戦は終了となり、勝ち上がれなかった競走馬たちはそのまま1勝クラスへの格上挑戦に挑むもの、中央登録を抹消して地方競馬で再スタートを切るもの、ファンドを解散してオークションで新たな馬主の元へ引き取られるものとそれぞれの道を歩む訳です。今年の6頭の内訳としては、オークションを経て金沢競馬へ移籍したのが1頭、ファンド継続のまま地方競馬に移籍が決まったのが3頭(金沢1、南関東1、岩手1)、そして今回の2頭はこれからクラブの発表待ちというところです。縁あって出資した馬たちの、今後の活躍を心から願っています。