競馬道

馬券や一口馬主ライフにまつわる独り言

【一口馬主道】セイタードとの出会い

いよいよノルマンディーOC入会を決心し、1頭目の出資馬を決めることになる。一次募集が進み、残り口数はわずか。すでに二次募集のラインアップも発表されていたように思う。一次募集馬は馬名募集も締め切られた頃だったので、正直今回はどんな馬でもいいや、という気持ちもあった。ただしせっかくの1頭目なので、末永く走ってくれるような、体の丈夫な子がいいな、とだけは考えていた。というのも、社台で一番最初に出資した子(ハイアライト)は体質が弱く、結局デビューすらできずに登録抹消されてしまった苦い思い出があるからだ。

 

カタログで目に付いたのは一次募集馬(400口)のなかでも先頭にリストアップされながら売れ残っていたインフィニートの19f:id:keibamania1128:20220102154014j:image入厩予定はダートの名門伊藤圭三厩舎。小柄ではあるが筋肉質で無骨な、いかにもダート馬といった佇まい。表情はおっとりとしていて栗毛が印象深い牡馬である。ダートで活躍した父タイムパラドックスのラストクロップにして、なんと母馬にとっての初仔である。母の父はルーラーシップ。母系をたどるとミスタープロスペクターの全きょうだいまで行き着くらしい。血統は「うーむ、渋い…」と思わず唸ってしまうくらい渋いし、なんといっても父母の世代間ギャップがもの凄い。テニス仲間でキャロット 会員のTさんにカタログをみせると「走らなそう〜!」と軽く一蹴されてしまったが、そんな事はお構いなしに出資を決定し、後日馬名はセイタード(砂の怪物)と決まった。シンプルで力強さを感じさせる、とても良い名前だと思った。

 

※画像の引用にはクラブの許可を頂いております。