競馬道

馬券や一口馬主ライフにまつわる独り言

【一口馬主道】セイタード、2戦目も健闘!

デビュー戦では思うようなレースが出来なかったにも関わらず、直線で脚を伸ばしてなんとか4着に食い込んだセイタード。圭三先生は中1週で同じ中山ダート1200m未勝利戦へ次走を定めた。

緩かった馬体がどこまで仕上がるのか。前走の道中で砂をかぶった経験は今後活きてくるのか。何よりもレース経験のある馬たちとまともに渡り合うことが出来るのか。不安は尽きない。

期待と不安の2戦目、セイタードは4枠8番とまずまずの枠順を得たものの6番人気と評価を落としていた。抜けた1番人気は今回が7戦目とレース経験豊富な牝馬アクアビップ。他にも先行力があり好走歴のある馬が上位人気を占めている。確かにまだ経験が浅く、時計の裏付けもないセイタードにとってはなかなか厳しい舞台かも知れない。ただ、やはりパドックでの雰囲気は落ち着いており、馬体重は4kg絞れていて気配は悪くない。f:id:keibamania1128:20220105180652j:image

おまけに返し馬の勇姿も。f:id:keibamania1128:20220105181621j:image

レースではまずまずのスタートから好位に付け、スムーズな立ち上がりを見せたセイタード。4角では先行グループ3頭の真ん中に入っていざ直線へ。しかしそこからの伸びが…足りない。勝ち馬が1頭大きく抜け出し、自身は直線で3番手に粘るところを、後方で脚をためていたさらに人気薄の伏兵に外からスッパリと差されたところがゴール。結果はまたまた4着!f:id:keibamania1128:20220105185447j:image

まさに思いどおりの展開ながら、直線伸びずの4着。これは現時点でまだまだ力が足りていないという事なのだろうけど、16頭立てでの掲示板確保は立派な方かと。直線入り口で内外から挟まれた展開もタフだったし、稍重で足抜きの良い馬場になった事もプラスには働かなかったような気がする。血統から考えてもいずれは距離が伸びて味がありそうな気もするが、今はスタートの良さと先行力を武器として活かしたいという圭三先生の判断が正しいのだろう。

レース後は直ちに短期放牧でリフレッシュされ、1週で帰厩してすぐに坂路で調教を再開。容赦のない圭三先生は、早くも年明けの3日開催(中山1/8,1/9,1/10)への出走予定を明らかにしている。「ノーザンF系の某人気クラブ所属の馬は未勝利戦もなかなか使ってもらえず飼い殺し状態」というようなぼやきをSNSで見かける事もあるので(本当かどうか知らないけど)、順調に使っていただけるのは出資者として非常にありがたい事だと心から思う。

頑張れ、セイタード!そして健やかに成長してくれ。偉大な父タイムパラドックスのようにはなれなくとも、父産駒のドリュウくらいになってくれたら最高だ〜❣️